
根室半島チャシ跡群のワンポイントは[土方歳三の最期、星形要塞、箱館奉行所、五稜郭タワー]となってます

こんにちは、甲府城を案内する城むすめの染井さくらです。この記事ではお城のガイドやお城の周辺観光なども紹介させてもらいます。よろしくお願いします♪
基本情報

五稜郭は幕末期にペリー来航による開国がきっかけで北方防備の拠点として整備された城郭です。戊辰戦争の最終局面「箱館戦争」では旧幕府軍と新政府軍が激突した歴史の舞台にもなりました。
また五稜郭は榎本武揚(えのもとたけあき)を中心とする旧幕府軍が拠点を置き、日本初となる選挙でリーダーを決めるなど、画期的な蝦夷共和国を樹立した場所でもあります。この共和国は短命に終わりましたが、その歴史は日本の近代化の幕開けを象徴する出来事として語り継がれています。
そして五稜郭は土方歳三を含めた新選組の最期の地としても有名です。土方は仲間を守るため五稜郭から出撃し、一本木関門(現在の函館駅近く)で腹部に銃弾を受け35歳という若さで戦死しました。
そして有名な土方が洋装でブーツを履き椅子に座った写真は、函館で撮影されたものとなっています。この撮影の際、土方は自分が死ぬことを悟っていたと言われています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 北海道函館市五稜郭町44 |
| 築城年 | 1857年(安政4年)着工、1864年(元治元年)完成 |
| 築城主 | 江戸幕府(設計:武田斐三郎) |
| 主な出来事 | 箱館開港、箱館裁判所の設置、箱館戦争(1868–1869) |
| 主な城主 | 箱館奉行(松前氏ではない点が特徴)、箱館戦争時は旧幕府軍(榎本武揚ら) |
| 重要遺構 | 五稜郭堀、刎ね出し石垣、見隠し塁、箱館奉行所、土塁、本丸跡 |
| 別名 | 柳野城、蝦夷共和国、亀田役所土塁(初期の名称) |

五稜郭は日本100名城の2番に選ばれてます。五稜郭は新選組ファンや幕末好きにとっては聖地のような場所で名探偵コナン100万ドルの五稜星(みちしるべ)、燃えよ剣(司馬遼太郎原作・岡田准一さん主演)、ゴールデンカムイなど数々の作品に出てくる幕末のロマンが詰まった場所となっています♪
どんな城

五稜郭は北海道函館市に位置する平城で、星形(五芒星)の特異な形状でも知られています。
築城設計を担当したのは蘭学者・武田斐三郎(たけだ あやさぶろう)です。武田は一度も海外へ行ったことがないにも関わらず、書物だけで当時のヨーロッパ式要塞(稜堡式城郭)の知識を取り入れ、この難攻不落の要塞を完成させました。
五稜郭最大の特徴は徹底的な死角の排除です。 星形の突き出した角(稜堡)に大砲や兵を配置することで、敵が堀を渡ってどの壁に接近しても、必ず隣の角から「十字砲火(クロスファイア)」を浴びせることができる構造になっています。
また城郭全体は武者返しがついた独特な刎ね出し石垣や、堀と土塁によって守られています。その中心には行政機関である箱館奉行所が置かれ、当時は外交や政治の中枢として機能していました。
現在は箱館奉行所が復元されているほか、隣接する五稜郭タワーからはこの美しい星形を一望できるため、歴史ファンだけでなく多くの観光客にも人気のスポットとなっています。

五稜郭は別名「柳野城」とも呼ばれています。これは五稜郭が築かれた場所がかつて「柳野」と呼ばれていたことが元となっています。 またここは短い期間ではありますが、北の大地の開拓期に「蝦夷共和国」が樹立された本拠地としても有名です!
100名城スタンプと城アクセス情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設置場所 | 五稜郭公園内「箱館奉行所」向かい『お休処 いたくら柳野(板庫・休憩所)』 |
| 設置時間 | 五稜郭公園(郭内)開門時間内:4〜10月 5:00〜19:00/11〜3月 5:00〜18:00 |
| 休日 | 12/31〜1/1 ※その他臨時休館あり |
| 電話番号 | 0138-51-2864 |
| 料金 | 箱館奉行所入館料:一般500円・学生/児童250円・未就学児無料(団体:一般400円・学生/児童200円) |
| 備考 | スタンプ設置は1ヶ所です。 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 北海道函館市五稜郭町44(五稜郭公園・箱館奉行所付近) |
| アクセス | JR函館駅 → 市電「五稜郭公園前」下車 徒歩約15〜18分/函館バス「五稜郭公園入口」下車 徒歩約5〜10分 |
| バス | 函館駅前から五稜郭方面行きを利用 → 「五稜郭公園入口」下車 |
| 駐車場 | 公園専用なし。周辺の有料駐車場を利用(例:函館市「五稜郭観光駐車場」など) |
| 電話番号 | 0138-51-2864(箱館奉行所/スタンプ問い合わせ目安) |
| 散策時間 | 約30〜60分が目安。堀沿いや五稜郭公園内をゆっくり回る場合/塔や展示も併せるならもう少し余裕を。 |

五稜郭は整備されていますが敷地は広いです。服装と靴は選びませんが、広い敷地を散策できる靴がオススメです。
見どころとイベント
1枚目「箱館奉行所」
2枚目「箱館奉行所内」
3枚目「水堀」
4枚目「石垣」
5枚目「土塁」
五稜郭は星形の外観だけでなく、内部の構造や復元された箱館奉行所、精巧な石垣、防御の工夫が随所に見られる貴重な歴史遺産です。
とくに堀や土塁、刎ね出し石垣、見隠し塁などは日本の城では珍しい形状で、ヨーロッパの築城術を取り入れた当時の先進性を感じられます。
また春の桜、夏の新緑、冬の雪景色など季節ごとに美しい景観が広がり、五稜郭タワーからの眺めと合わせて四季を通して楽しめる観光地となっています。
箱館奉行所:五稜郭の中心部に位置する当時の蝦夷地における行政・政治の中心施設です。明治時代に解体されましたが、史料に基づき緻密に復元され、当時の様子を内部で見学できます
五稜郭堀:外周を取り囲む水堀で、その内側には星形の土塁が築かれています。水面が鏡のように星形を映し出す景色が人気です
刎ね出し石垣:堀に面した土塁の根元部分などに築かれた石垣です。防御力を高めるために石を積み出すという、和式の石垣築造技術が一部使われています
見隠し塁:敵の動きを遮断し、防御の死角を減らすために本丸(城内)や堀の前に設けられた小さな防御構造物です。五稜郭が要塞として設計された証拠とも言えます
本丸:星形の中央にある広大な敷地で、現在は整備された公園となっています。箱館奉行所が復元されている場所です
一の橋:城の正門にあたる部分にかかる橋で、ここを渡るといよいよ城内に入ります。箱館奉行所の正面に位置しています
お花見(4月下旬~5月上旬):五稜郭は堀の内外に約1,600本の桜が植えられた北海道有数の桜の名所です。満開の時期には星形の堀を桜が取り囲む壮観な景色を一目見ようと、多くの観光客で賑わいます
五稜星の夢(ほしのゆめ)(12月~2月):冬季限定のライトアップイベントです。五稜郭の堀が約2,000個の電球で縁取られ、星形が雪原に浮かび上がるような幻想的な風景を楽しめます
五稜郭タワー夜景ライトアップ(通年):季節ごとに色が変わるライトアップが幻想的な雰囲気を演出します
※開催時期や内容は年により変更あり。事前に公式サイト確認を推奨。
周辺の観光名所とグルメ
1枚目「金森赤レンガ倉庫」
2枚目「函館朝市」
3枚目「きくよ食堂」
4枚目「きくよ食堂海鮮丼」
5枚目「あじさい本店(塩ラーメン)」
6枚目「ハセガワストア やきとり弁当」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | きくよ食堂 本店 |
| 金額 | 元祖函館 巴丼 2,480円(2025年) ※海鮮丼は種類により1,600〜3,000円台 |
| 所在地 | 北海道函館市若松町11-15(函館朝市仲通り) |
| アクセス | JR函館駅から徒歩約2分(函館朝市内すぐ) |
| 連絡先 | 0138-22-3732 |
| 営業時間 | [夏期] 5:00~14:00 [冬期] 6:00~13:30 |
| 定休日 | 1月1日(元日) |
| 見どころ | 昭和31年創業の老舗。名物の「巴丼(ともえどん)」は、ウニ・イクラ・ホタテの3種が贅沢に乗った一番人気メニュー。炭火釜で炊き上げたご飯も絶品です |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | あじさい 本店 |
| 金額 | 塩ラーメン 900円(2025年) |
| 所在地 | 北海道函館市五稜郭町29-22 |
| アクセス | 五稜郭公園から徒歩約5分 |
| 連絡先 | 0138-30-4455 |
| 営業時間 | 11:00~20:30(L.O. 20:00) |
| 定休日 | 第4水曜日(不定休あり) |
| 見どころ | 函館塩ラーメンの代表格。透明で澄んだあっさりスープと、細縮れ麺が特徴です。五稜郭タワー近くにあり、観光前後に立ち寄りやすいです |
五稜郭タワー:五稜郭公園に隣接する高さ107mのタワーです。展望台からは、五稜郭の星形全体を見下ろすことができ、函館市街や函館山、津軽海峡を一望できます。五稜郭の歴史資料展示もあります
金森赤レンガ倉庫:函館港沿いに並ぶ、レトロな雰囲気が魅力の赤レンガ倉庫群です。現在はショッピングモールやレストラン、カフェなどが入っており、港の景色と共に散策を楽しめます
函館朝市:函館駅のすぐ近くに位置する、活気あふれる市場です。新鮮なカニやイクラ、ウニなどの海産物や野菜、果物が並び、海鮮丼などを味わえる食堂も多数あります
函館ハリストス正教会:異国情緒あふれる元町エリアにある、日本初のロシア正教会聖堂です。美しい白壁と緑色の屋根が特徴で、鐘の音が響くことから「ガンガン寺」とも呼ばれます
函館山ロープウェイ:函館山の山頂まで一気に登れるロープウェイです。山頂展望台からは、世界三大夜景の一つに数えられる函館の夜景を堪能できます
ハセガワストア やきとり弁当:地元のソウルフードで函館エリア限定のローカルコンビニ「ハセガワストア」の名物弁当です。注文を受けてから店内の焼き場で焼き上げるため、いつでも熱々を楽しめます。「やきとり」という名前ですが、実は豚肉を使用しているのが最大の特徴です

あじさいさんのラーメンはスープが底まで見えそうなくらい透き通っててキラキラしてました。それにダシの味がすごくてコクがありました。きくよ食堂さんは運ばれてきた瞬間、3色の具材がどーん!って乗ってて、まるで宝石箱みたいでした。三食の具材が口の中でとろけちゃいそうでした。どっちも美味しかったです☆
まとめ

今回五稜郭を見て回りましたが、様々な作品の舞台になり、土方歳三ゆかりの地でもあるため、非常に見ごたえがありました。場内には土方歳三の等身大パネルやグッズもあり、その根強い人気がうかがえました。
また城郭内は緑が多く程よい広さなので散策に最適です。貸しボートもあったので、かつて敵を阻んだ「堀」をボートで優雅に堪能するのも楽しそうでした。
そして復元された箱館奉行所は見どころの一つです。襖を開け放つと72畳にもなる大広間は圧巻で、まるで大河ドラマの世界に迷い込んだような気分になります。しかし一方で中庭などは日本庭園のような装飾がなく、少し無機質な印象も受けました。ここはお殿様の住居ではなく、あくまで役所(仕事場)だったんだな、というリアリティを感じられて面白かったです。
そして何といっても星形五角形の構造です。実際に土塁の上から見渡してみると、確かに死角が少ないように感じられ、軍事要塞としての完成度の高さを実感しました。また函館の市街地を望むこともできました。
さらにこの形を一番よく見えるのは五稜郭タワーで、本来は五稜郭タワーから星形五角形の城郭を見たかったんですが、この日は五稜郭タワーは営業していなかったので登れませんでした。次回はぜひ五稜郭タワーから五角形を見たいと思います。
五稜郭は他にも函館朝市や金森赤レンガ倉庫、世界三大夜景など楽しめるスポットも様々あるので北海道に行った際はぜひ寄ってみてください。

五稜郭は緑と水堀に囲まれていて自然を感じられる場所となっていました。そんな五稜郭ですが明治時代には堀の水が冬に凍るとそれを切り出して「五稜郭氷」として本州に売りに出していたようです。これが高級氷として人気だったそうです。 せっかくなので五稜郭に行く際は冬に行って五稜郭氷の元となった「凍ったお堀」を目にするのもいいかもしれないですね!

凍ったお堀ってスケートできそうだね☆

ふふっ、もみじさんらしいですね。実際五稜郭のお堀は明治から昭和時代は函館市民にとって大人気のスケートリンクだったみたいですよ。でも今は安全のため禁止されているから、冬に行くときは見るだけにしておきましょうね。

うん、わかったよ☆

もみじちゃんの発想は面白いね!五稜郭の前後のお城は1番根室半島チャシ跡群、3番松前城となっています。お時間あれば足を運んでみてください!
▼北海道・東北の城をめぐる
北海道
1. 根室半島チャシ跡群 /
2. 五稜郭 /
3. 松前城
青森県
4. 弘前城 /
5. 根城
岩手県
6. 盛岡城
宮城県
7. 多賀城 /
8. 仙台城
秋田県
9. 久保田城
山形県
10. 山形城
福島県
11. 二本松城 /
12. 鶴ヶ城 /
13. 白河小峰城
















