
仙台城のワンポイントは[伊達政宗、五色沼、騎馬像、難攻不落の城]となってます。

こんにちは、仙台城を案内する城むすめの染井さくらです。この記事ではお城のガイドやお城の周辺観光なども紹介させてもらいます。よろしくお願いします♪
基本情報

仙台城は慶長6年(1601年)に伊達政宗によって築かれました。築城主である政宗は独眼竜の異名を持ち、文化・外交にも精通した教養人でした。
当時、天下を統一した徳川家康は力を持つ政宗を強く警戒していました。自分への警戒を知っていた政宗は、軍事的な脅威とみなされる天守をあえて造らず、代わりに豪華絢爛な大広間を充実させることで、徳川幕府に対して敵意はない(恭順の意)というポーズをとったと言われています。
しかしその一方で見えないところではド派手な演出を行っていました。発掘調査では金箔が貼られた瓦が見つかっていて、トイレの壁まで金箔だったという噂もあるほどです。
また本丸の北側(崖側)には、京都の清水寺の舞台と同じ構造の懸造(かけづくり)の建物がありました。政宗はここに徳川家の使者を招きましたが、使者からすれば下は断崖絶壁。「もし政宗の機嫌を損ねたら突き落とされるかも…」という心理的な圧迫感を与える仕掛けだったとも言われています。
こうした政宗の行動は、戦国の世を生き抜いた高度な政治戦略だったといえると思います。その後仙台城は明治維新までの約270年間にわたり、東北最大の大藩である仙台藩62万石の政治・軍事の拠点として君臨しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 宮城県仙台市青葉区川内 |
| 築城年 | 1601年 |
| 築城主 | 伊達政宗 |
| 主な出来事 | 伊達氏270年の居城、天守は当初からなし、大広間や櫓が戦災で焼失 |
| 主な城主 | 伊達氏(仙台藩) |
| 重要遺構 | 本丸の石垣、大手門脇櫓(復元・重要文化財)、政宗公騎馬像 |
| 別名 | 青葉城(あおばじょう) |

仙台城は日本100名城の8番に選ばれてます。伊達男という言葉がありますが、これは政宗が由来です。政宗は朝鮮出兵で京の都を通過する際、軍勢に、金色の円錐形の笠や、虎や豹の皮などのド派手な衣装を着せました。これを見た京都の人々がなんてお洒落なんだ!と驚き、派手で粋な人のことを伊達者(だてもの)と呼ぶようになったようです♪
どんな城

仙台城は宮城県仙台市にある、標高約130メートルの青葉山に築かれた連郭式平山城です。東側は広瀬川が流れる断崖絶壁、西側は険しい竜ノ口渓谷に囲まれていて、まさに攻め入る隙のない鉄壁の要害となっています。
本丸北壁の高石垣は最大で高さ約17メートルにも及びます。加工された石を隙間なく積み上げる切込接(きりこみはぎ)などの技術が使われていて、その美しさと迫力は必見です。また平成の修復工事の際には17世紀初頭の古い石垣も発見されました。
また大手門脇櫓は昭和20年の空襲で焼失しましたが、現在は大手門脇櫓(わきやぐら)が復元されていて、往時の威容を感じることができます。
そして本丸の大広間跡にはかつては国宝級の桃山文化の粋を集めた御殿がありましたが、現在はその規模を示す礎石が表示されています。さらに本丸には大きな鳥居が目印の宮城縣護國神社(本丸詰門跡付近)が鎮座しています。
そして仙台城いえば伊達政宗公騎馬像です。本丸跡に立つこの像は仙台のシンボルであり、ここから見下ろす仙台市街と広瀬川のパノラマは絶景です。夜にはライトアップされ、100万ドルの夜景とも称される美しい景色が広がります。
ちなみにこの騎馬像をよく見ると、トレードマークの眼帯をしていません。 これは政宗の遺言によるものです。彼は「病気で片目を失ったのは親不孝である。せめて死後の像や絵には両目を入れてくれ」と言い残しました。そのため仙台城の像も、瑞巌寺の木像も、右目は見開いてはいないが、両目がある状態で表現されています。

仙台城は「青葉城」と呼ばれています。これは城が築かれた山が青葉山であることに由来しています。ちなみに大手門のそばにはある五色沼は三の丸の堀跡ですが、明治中期に外国人がスケートを始めた場所とされ、日本におけるフィギュアスケートの発祥の地の一つとしても知られています!
100名城スタンプと城アクセス情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設置場所 | 仙台城見聞館(本丸跡・伊達政宗騎馬像西側) |
| 設置時間 | 9:00〜17:00(年中無休) |
| 休日 | 無休 |
| 電話番号 | 022-214-8544(仙台市教育委員会 文化財課) |
| 料金 | 館内入場無料 |
| 備考 | スタンプ設置は1ヶ所です。 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 宮城県仙台市青葉区川内1-11 |
| アクセス | JR仙台駅西口 → 観光シティループバス「るーぷる仙台」乗車 → 「仙台城跡」下車 徒歩約5分 |
| バス | 「るーぷる仙台」が便利。タクシー・地下鉄も可 |
| 駐車場 | 城跡専用駐車場あり(有料)※詳細は宮城県護国神社本丸会館へ |
| 電話番号 | 022-214-8544(仙台市教育局文化財課) |
| 散策時間 | 約30〜40分。展望・城跡散策をじっくりなら45〜60分。 |

仙台城は街中にあるので服装は選びません。ただ城域はかなり広大で、本丸から二の丸、三の丸を巡るとかなりの距離と高低差があるため、散策には歩きやすい靴がオススメです。
見どころとイベント
1枚目「政宗公騎馬像」
2枚目「本丸」
3枚目「宮城縣護國神社」
4枚目「二の丸」
5枚目「大手門脇櫓」
6枚目「五色沼」
仙台城(本丸・二の丸・三の丸など)の散策は無料です。またガイダンス施設である仙台城見聞館も無料で見学できます。
ちなみに三の丸にある仙台市博物館は有料施設となります。
ここには政宗公のトレードマークである三日月の前立の兜(黒漆五枚胴具足)や、国宝に指定されている慶長遣欧使節(支倉常長)の関連資料など、伊達家ゆかりの至宝が数多く収蔵されています。
三の丸と五色沼: 本丸北側に残る池で、城の防御と景観の両面で重要な役割を果たしていました。ここを含めた三の丸は仙台市博物館や伊達政宗公の胸像、茶室「残月亭」もあります
二の丸と大手門脇櫓: 二の丸の正門であった大手門の脇に建っていた櫓です。戦災により焼失しましたが、昭和の修理の際に部材が発見され、忠実に復元されました。城郭建築の威容を今に伝える貴重な建物です。また現在の二の丸跡は東北大学のキャンパスや公園として整備され、市民の憩いの場となっています
本丸と大広間跡: 城の最も重要な区画であり、儀式用の豪華な大広間や政宗公の居室があった場所です。現在は広場となっており、仙台市街を一望できます。そして大広間跡も本丸にあります
政宗公騎馬像: 本丸跡にある仙台城のシンボルです。馬上から太平洋を見据える勇壮な姿は、政宗公の壮大な野心を今に伝えます
宮城縣護國神社: 本丸跡に鎮座する朱色が鮮やかな神社です。明治維新以降の国難に殉じた人々の御霊を祀っていて、城跡の歴史と深く結びついています
仙台城見聞館: 仙台城の歴史や発掘調査の成果を紹介するガイダンス施設です。黄金の装飾などの出土品や復元模型が展示されていて、歴史を深く学べます。日本100名城スタンプもここに設置されています
青葉まつり(5月): 仙台藩祖・伊達政宗公を偲ぶ、新緑の季節の仙台最大のお祭りです。「すずめ踊り」や豪華な山鉾、武者行列が市街地で繰り広げられ、城下町全体が熱気に包まれます
仙台七夕まつり(8月6日~8日): 伊達政宗公の時代から続く伝統行事です。城跡からは離れていますが、市街地のアーケード街が豪華絢爛な笹飾りで埋め尽くされ、日本一の七夕を鑑賞できます
紅葉ライトアップ(10月〜11月): 城跡周辺の石垣や木々がライトアップされるイベントが開催されることがあります。幻想的な夜の城跡を楽しめます
※開催時期や内容は年により変更あり。事前に公式サイト確認を推奨。
周辺の観光名所とグルメ
1枚目「瑞鳳殿」
2枚目「仙台朝市」
3枚目「塩釜市場」
4枚目「塩釜市場海鮮丼」
5枚目「飛梅 仙台駅前店」
6枚目「飛梅 カキ料理」
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 飛梅 仙台駅前店(カキ小屋) |
| 金額 | 牡蠣食べ放題 4,000円~(時価により変動)(2025年公式参考) |
| 所在地 | 宮城県仙台市青葉区中央1-8-25 |
| アクセス | JR仙台駅西口から徒歩約3分 |
| 連絡先 | 022-263-2558 |
| 営業時間 | 17:00~23:00(土日祝は16:00~)※要事前確認 |
| 休日 | 不定休 |
| 見どころ | 三陸産の新鮮な牡蠣を、カキ小屋形式で楽しめます。蒸し牡蠣の食べ放題や、牡蠣を使った創作料理が人気で、海鮮好きにはたまらないお店です。 |
瑞鳳殿: 伊達政宗の眠る場所で、二代藩主・忠宗によって建立されました。昭和20年の戦災で焼失しましたが、現在は極彩色豊かな桃山様式の建物が鮮やかに再建されています。敷地内には二代・三代藩主の霊屋(感仙殿・善応殿)や、資料館もあり見どころ満載です
大崎八幡宮: 政宗公が建立した神社で、社殿は国宝に指定されています。安土桃山時代の華麗な装飾と、黒漆塗りの重厚な「権現造り(ごんげんづくり)」が特徴的なパワースポットです
定禅寺通: 杜の都・仙台を象徴するケヤキ並木です。新緑の美しさはもちろん、冬にはSENDAI光のページェントの会場となり、数十万球のイルミネーションで光のトンネルが作られます
仙台朝市: 仙台駅近くにある賑やかな市場で、仙台の台所と呼ばれています。新鮮な魚介類や野菜、果物などが並び、活気あふれる雰囲気です
塩釜市場: 仙台から電車で約30分の塩竈市にある巨大市場です。新鮮な海鮮をその場で購入し、ご飯セットと合わせて自分好みの海鮮丼を作れる「マイ海鮮丼」が大人気です

飛梅さんでカキを惜しみなく使った料理の数々を食べてきました。カキはぷりぷりで磯の香りがして、本当に美味しかったです☆
まとめ

今回仙台城を見て回りましたが、観光のメインとなるのはやはり本丸エリアだと思います。伊達政宗公の騎馬像や展望スポット、お土産屋さんなどが集中していて、ここだけでも十分に見ごたえがあります。
一方で二の丸や三の丸まで合わせて回ると、徒歩では結構な距離を感じました。ただ広大な敷地を歩くことで城のスケールを体感できますし、健康のための城巡りと考えれば、ちょうど良い運動量で心地よい疲れでした。
城を下りて街中へ戻ると、仙台駅周辺が東京のように非常に栄えているなと感じました。仙台駅前入口にあるアンパンマン像は、アンパンマンミュージアムとセットで仙台名物ですが、この日も多くの人が記念撮影をしていました。
また定禅寺通りは美しいケヤキ並木が続く通りで、昼間は木漏れ日が差し込む最高の散歩道でした。
そして今回は仙台城と合わせて仙台朝市や瑞鳳殿なども巡り、名物の牛タンや牡蠣などのグルメも存分に堪能しました。機会があれば歴史と都会的な魅力、そして美味しいグルメが融合した東北最大の城下町・仙台にぜひ立ち寄ってみてください。

仙台城は見ごたあったね。本丸からは仙台の町が一望できて絶景だったし、やっぱり伊達政宗像は印象的だったな♪

ねっ!それに政宗は実は戦国一のグルメ武将だったの知ってた?

え、そうなの?

うん、毎朝自分でメニューを考えるほどのこだわり派で、仙台味噌を戦の携帯食として改良させたし、高野豆腐(凍み豆腐)も政宗が偶然から編み出した保存食なの!それにそれに!

それに?それに?

ずんだ餅だよ!陣太刀(じんだち)で枝豆を潰したのが語源という説や、甚太という農民が献上して生まれた説があるけど、政宗が広めた仙台名物なんだよ。仙台朝市でも食べたでしょ?

そうなんだ!あの鮮やかな黄緑色のお餅だね。食べる前は驚いたけど、枝豆の風味が豊かで、甘くてすごく美味しかったよね!

それに市場のサクサクコロッケや、新鮮なカキも最高だったよね。仙台駅からあんなに近くて賑わいのある市場があるのはいいよね。

(グゥ~…)はっ…お腹減ってきた。。お城も回り終わったし、次は牛タン食べに行こうよー☆

そうだね、行こうか!仙台城の前後のお城は7番多賀城、9番久保田城となっています。お時間あれば足を運んでみてください♪
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