城むすめの100名城と温泉めぐりヒーロー画像1
染井さくら

こんにちは、川越城を案内する城むすめの染井さくらです。この記事ではお城のガイドやお城の周辺観光なども紹介させてもらいます。よろしくお願いします♪

大和なつき

川越城は江戸時代に江戸の北の守りとして極めて重要な役割を担った名城です。現在はお城の遺構はもちろん小江戸川越として親しまれる歴史情緒あふれる街並みも併せて楽しめるスポットとなっています!

基本情報

川越城中ノ門

川越城は1457年に扇谷上杉氏の家臣・太田道真・道灌親子によって築かれた城です。

太田道灌(おおた どうかん)は現在の東京都千代田区にあたる江戸城を築いた人物としても知られています。そのため川越城と江戸城は「太田道灌ゆかりの城」として歴史的なつながりがあります。

また有名な「山吹の里伝説」は太田道灌が狩りの帰りに雨に降られ、農家の娘に蓑を借りようと頼んだところ、娘は黙って山吹の花を差し出したという話です。後にその意味を知り、無学を恥じた道灌は学問や教養にも一層力を入れたと伝えられています。

年代出来事城主・関係者
1457年太田道真・道灌親子により築城太田道真・道灌
戦国時代北条氏・上杉氏など、関東の有力勢力が争奪北条氏・上杉氏 など
江戸時代川越藩の藩庁となり、江戸北方の守りとして重要視松平氏・酒井氏 など歴代藩主
明治以降廃城・一部遺構と本丸御殿が現存
染井さくら

川越城は日本100名城の19番に選ばれています。現存する本丸御殿は全国でも数少ない貴重な江戸時代の城郭御殿建築物で、歴史好きには必見のスポットです♪

どんな城

川越城08

川越城は埼玉県川越市に位置する平山城で戦国時代には関東の有力勢力・北条氏や上杉氏の争奪の舞台にもなりました。

そして江戸時代には江戸城の北を守る重要な拠点として位置づけられ、歴代の川越藩主が城下町とともに城を整備し、江戸北方の守りとして重要な役割を果たしました。

その甲斐もあってか川越城は戦国時代以降に大規模な戦いの記録は残されておらず、平和の時代を象徴する城として歴史に名を刻んでいます。

現在は城跡に貴重な本丸御殿が残されていて当時の面影を今に伝えています。また復元された中ノ門や田曲輪門跡、本丸御殿館内・中庭なども見どころです。

大和なつき

川越城は別名として初雁城(はつかりじょう)と霧隠城(きりがくれじょう)とも呼ばれているそうです。ちなみに初雁城の名前の由来は最初に渡ってくる雁が川越城内で鳴いていたことからこの名前がついたとも言われています!

川越城さんぽ

川越城02

今回は川越駅から川越城散策へ向かいました。川越城は各所見どころが離れていますが、今回は1.中ノ門掘跡、2.富士見櫓跡、3.本丸御殿の順で回りました。

駅を利用して川越城へ向かう場合は、川越城が駅から結構離れているのでレンタルサイクルを使うかバスなどを利用するのがオススメです。歩きだと結構回るのが難しい距離になってくると思います。

画像は中ノ門掘跡です。城の正面に位置する中ノ門(復元)と中ノ門掘りは敵の侵入を防ぐために工夫された構造が再現されていて、城の防御の工夫を今に伝えています。尚、中ノ門の開門時間は9:00~17:00までのようです。

川越城03

写真は中ノ門堀の様子です。堀の深さは約7m、幅は約18mもあり、敵陣がここを突破するのは決して容易ではありません。もし堀の底に降りたとしても、急な斜面を登る間に上から弓矢などで狙い撃ちにされてしまいます。

実際に目の当たりにするとその深さに驚かされます。先陣を切る兵士は、真っ先に攻撃の的になってしまうだろうなと、当時の戦いの厳しさが肌で感じられるスポットとなっていました。

川越城09

続いて富士見櫓跡と田曲輪門跡です。全体が広場のように整備されており、石碑を目印に当時の城の広がりを想像しながら歩くポイントとなっています。

川越城には天守がなかったため、ここにあったとされる富士見櫓が実質的なシンボルの役割を担っていたそうです。現在は住宅街で付近には学校もあるため、散策の際は周囲の環境に合わせて静かに見学するのが良さそうです。

川越城04

初雁公園です。富士見櫓を回った後は本丸御殿へ向かいました。本丸御殿は初雁公園の中にあります。

また園内は本丸御殿の他にも競技場や神社などがあります。更にすぐ近くに美術館と博物館もあります。 

川越城本丸御殿

川越城巡りのメインイベント、本丸御殿です。100名城スタンプもここで押すことができます。

御殿は建物そのものが国指定の重要文化財となっており、その堂々とした入り口の構えは、まさに小江戸を象徴する風景のひとつといえると思います。

川越城05

本丸御殿の廊下の様子です。見通しの良い廊下は驚くほど長く、建物としての規模の大きさを体感できます。各所から眺められる庭園も非常に美しく、当時の殿様や家老たちも同じようにこの景色を眺めていたのかもしれません。

川越城06

室内の様子です。畳だけの部屋もありますが資料展示物もあります。展示物には川越城の年表や発掘された瓦などもありました。また100名城スタンプのコンプリート画像などもあったので集めている方は一目みておいてもいいかもしれないです。

川越城本丸御殿再現

当時を再現した模型です。リアルに造られていますね。

川越城01

庭園です。庭園があまりにいい雰囲気なのでちょっと外に出たくなりますが、庭園は立ち入り禁止となっているので館内から様子を眺めました。

ちなみに本丸御殿は指定の進路で進めば一周回って出口へ行くことができます。

大和なつき

本丸御殿のすぐ近くにある井戸は敵が攻めてくると蓋を開けるだけで、たちまち濃い霧が立ち込めて城を隠してしまったという伝説があります。これが霧隠城の由来にもなっているようです!

城周辺さんぽ

川越04

続いて川越城周辺さんぽで川越美術館と博物館です。この二つは併設されています。

美術館は撮影禁止だったので入り口にだけになります。博物館は撮影OKだったので館内を撮影してきました。

川越05

博物館内です。画像は模型ですが川越の街並みが再現されています。他にも館内は何ブロックかに分かれて展示物が展示されています。その中には北条氏房検地定書や甲冑、屏風などもありました。

また展示物の中にあった焼きいも屋台なんですが、焼きいもって昔からあったのかな?ってちょっと気になりました。そして調べてみたら焼きいものルーツは江戸時代後期からあったということがわかりました。そのことから焼きいもって結構歴史ある食べ物だったんだなってわかってちょっと驚きでした。

また今の川越でお芋スイーツが人気なのも、この長い歴史の積み重ねがあるからなんだなとちょっと納得の発見でした。

川越市大正浪漫夢通り商店街

小江戸の街並みの一つで、大正浪漫夢通りです。入り口にはっきりとした大きな目印がなかったので、最初はここがそうなのかな?と少し不安になりましたが、看板や周囲の街並みを見て確信することができました。

この通りの特徴は何といっても、時代を感じさせる建物と美しい石畳の道路です。 そのレトロな雰囲気をより楽しむためか、着物姿で散策している方々も多く見かけました。次に訪れる機会があれば、自分も着物で歩いてみたいなと思わせてくれる、素敵な風景が広がっています。

また大正浪漫の面影を色濃く残す建物は、現在もそのままお店として営業されています。 いくつもの古い建築が並んでいますが、この規模の街並みが今も現存し、活用されているのは本当に凄いことですよね。

鬼滅の刃は大正時代を舞台にした物語ですが、当時の雰囲気もきっとこんな感じだったのかもしれないなと、作品の世界観に思いを馳せながら歩くのも楽しかったです。

そして通りの終点に見えてくるのが、川越商工会議所です。 これまでの和モダンな雰囲気とは一変し、まるでギリシャ神殿のような洋風建築の佇まいに圧倒されました。レトロな商店街を抜けた先に現れるこの神殿風の建物は、散策の締めくくりにふさわしい存在感を放っていました。

川越02

続いて蔵作りの街並みです。大正浪漫夢通りと同じく一般道ですが、こちらはメインの大通りということもあり、車の通りが非常に多いのが印象的でした。

重厚な蔵造りの建物が現代の道沿いにずらりと並ぶ光景は、まさに圧巻の一言です。ここでも着物を着て散策を楽しむ方々を多く見かけ、街全体の歴史的な雰囲気と本当によくマッチしていました。

通りには蔵造り以外にも歴史を感じさせる建物が数多く残っており、そのほとんどがお店として営業しています。多くの観光客がそれぞれのお店に立ち寄る活気ある様子は、見ていて飽きることがありません。

ふと思ったのは、もしここが歩行者天国だったら、もっと時代劇の世界に迷い込んだような没入感があるだろうなということです。

また楽しみはメイン通りだけではありません。 脇道に入れば、魅力的なお土産屋さんや静かに佇むお寺など、隠れた見どころがたくさんです。そして街中を走る人力車もあるので、人力車に乗ってゆったりと小江戸の風情を味わうのも、川越ならではの贅沢な楽しみ方だと感じました。

川越市蔵作りの街並み時の鐘

続いて鐘つき通りです。ここには、川越の絶対的なシンボルである「時の鐘」がそびえ立っています。通り沿いにはメイン通りに負けないほど魅力的なお店がずらりと並び、多くの観光客で賑わっていました。

時の鐘は約400年前に創設されたと言われており、度重なる火災に見舞われながらも、その都度再建され、今もなお川越の街に時を告げ続けています。現在も1日に4回(6時・12時・15時・18時)鐘の音が響くそうで、まさに現役のシンボルですね。

さらに鐘楼の下をくぐり、奥へと続く道を進んでみると、そこには薬師神社が鎮座していました。 多くの方が熱心に参拝されており、鐘のすぐ裏手にこのような静かな空間があることに驚きました。鐘楼と神社が一体となったような独特の構造は、とても見応えがあります。

今回は残念ながら、実際に鐘が鳴るタイミングには合いませんでしたが、次はぜひ、街に響き渡る鐘の音を聞いてみたいなという楽しみが一つ増えました。

時の鐘を後にし、再び活気あふれる蔵造りのメイン通りへと戻り、さらに先へと進みます。

川越03

 菓子屋横丁です。20軒ほどの菓子屋が軒を連ねるこのエリアは、昔懐かしい景観を楽しみながら、手作りの飴や駄菓子を味わえるスポットとなっています。

通りに入ると、焼きそばやかき氷を売るお店もあり、まるでお祭りのような賑やかさ! さらに奥へ進むと、お店がぎっしりと密集するメイン通りが現れます。ここが最も活気のあるエリアで、多くの観光客が昔ながらの駄菓子や、名物のいも恋まんじゅうを買い求めていました。

数ある駄菓子の中でも、ひときわ異彩を放っていたのが巨大なふ菓子です。遠くからでも目立っていましたが、間近で見ると大きすぎと思わず笑ってしまうほどのサイズ感。なんと日本一の長さを誇るそうです。

老舗感あふれるお店の佇まいを眺めているだけでも、どこか温かい気持ちになれる、素敵な散策スポットでした。

川越市手打うどん長谷沼

手打うどん長谷沼です。時間は開店前の少し前に到着して開店と同時に入店しました。時間帯や曜日によって並ぶこともあるようですが、この日は並びもなくスムーズに入れました。

店内はテーブル席が何席かあります。そしてお店に入ってすぐの場所にメニューがありました。またこのお店の注文方法は先に注文してお会計を済ませてからうどんを待つという流れでした。

長谷沼の手打うどん

長谷沼のうどんです。今回は冷やしぶっかけうどんと鶏天、チクワの磯辺揚げを頼みました。うどんは頼んでから茹でているらしく、揚げ物も注文ごとに揚げているようです。そのため注文から料理提供まで少し待ち時間があります。

うどんは麺はもっちりとしてコシがあり食べ応えがあります。本格的な讃岐うどんって感じでとても美味しかったです。

また鶏天、チクワの磯辺揚げも揚げたてで美味しかったです。このまま天つゆで食べてもいいですし、うどんに入れてうどんの味を変化されて食べるのもいいですし食べ方は色々です。薬味はうどんを受け取る場所の近くに設置されています。セルフサービスで自由に薬味を盛ることができます。またテーブルに調味料も置かれています。

項目内容
名称手打うどん 長谷沼
金額ざるうどん 700円(2024年)
所在地埼玉県川越市南通町15-15
アクセス川越城跡から徒歩約15分
連絡先049-224-5541
見どころシンプルながら深い味わいが魅力です
秋月もみじ

長谷沼さんのうどんはつるつるでとっても美味しかったですー、さぬきうどんに近いうどんでした☆

100名城スタンプと城アクセス情報

川越城100名城スタンプ押印
100名城スタンプ設置情報
項目内容
設置場所川越城本丸御殿
設置時間9:00〜17:00(入館16:30まで)
休日月曜・祝日の翌日・第4金曜・12/29〜1/3
電話番号049-222-5399
料金本丸御殿入館料:大人100円、中学生以下・障がい者・65歳以上無料
備考スタンプ設置は1ヶ所。休館日は初雁公園休憩所でも押印可能。
城へのアクセス・交通・駐車場情報
項目内容
住所埼玉県川越市郭町2-13-1
アクセス東武東上線・JR川越駅および西武新宿線本川越駅から東武バス「札の辻」下車 徒歩約8分
バス小江戸巡回バス「札の辻」または「博物館前」下車すぐ。
駐車場本丸御殿付近および市営駐車場多数(有料)。
電話番号049-222-5399(川越市立博物館/本丸御殿)
散策時間約30〜45分。蔵造りの町並み散策と併せて1時間以上もおすすめ。
雪村ましろ

川越城は市街地なので服装と靴は選ばないです。ただ川越城中ノ門から本丸御殿までなど一つ一つはとても距離があるのでレンタルサイクルなどでの移動がオススメです。

まとめ

川越城本丸御殿中庭

画像は本丸御殿の縁側から見える庭の風景です。縁側では多くの方が足を止めて休憩されていたので、私も少しの間こちらで休ませてもらいました。心地よい風に乗って、庭の葉が擦れ合うサラサラという音が聞こえてきて、心から落ち着けるひとときを過ごせました。

さて今回の川越城ですが、川越城は本丸御殿がメインになるかと思います。小江戸の風情を今に伝える貴重な建物は、館内の雰囲気はもちろん、数々の展示物も見応えたっぷりです。訪れた際はぜひ時間をとってゆっくりと館内を見学されることをおすすめします。

また川越城の周辺には蔵造りの街並みや時の鐘、大正浪漫夢通りといった観光スポットが充実しています。地元の手打ちうどんなどのグルメも豊富で、歴史・文化・食を一度に味わえるのがこのエリアの大きな魅力です。ぜひ皆さんも川越の街をゆっくりと散策してみてください。

染井さくら

川越城の本丸御殿、本当に貫禄があって見応えがあったね。100名城巡りをしている身としては、館内にあったスタンプのコンプリート画像もすごく刺激になったな。私も早く全部集めたいな♪

大和なつき

お城の周辺も見どころが多かったね。さすが小江戸と呼ばれるだけあって、歴史の深さを感じたな。その中でも街にそびえ立つ時の鐘の佇まいはやっぱり印象的だったな!

秋月もみじ

わかる!とっても大きくて存在感あったよね。そういえば川越はうなぎも有名なんだよ!今回は食べ歩きがメインだったけど、次は絶対にうなぎも食べたいな☆

雪村ましろ

ふふっ、うなぎは次回の楽しみだね。学生さんや着物姿の人もたくさんいて、街全体が活気に溢れていたのが素敵だったな。せっかく小江戸を歩くなら着物を着て気分をたっぷり味わうのもいいよね。

染井さくら

そうだね、次は人力車にも乗ってみたいな♪川越城の前後のお城は18番鉢形城、20番佐倉城となっています。お時間あれば足を運んでみてください♪

Xでフォローする

▼関東・甲信越の城をめぐる

関東
14. 水戸城15. 足利氏館(鑁阿寺)16. 箕輪城17. 金山城18. 鉢形城19. 川越城20. 佐倉城21. 江戸城22. 八王子城23. 小田原城

甲信越
24. 武田氏館25. 甲府城26. 松代城27. 上田城28. 小諸城29. 松本城30. 高遠城31. 新発田城32. 春日山城

城むすめ公式アカウントはこちら