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武田氏館は甲斐の戦国大名・武田信玄の居館跡に建つ歴史ある遺構で、現在は武田神社としてその姿を残しています。館跡には主郭や石垣、水堀などがよく保存されていて、戦国時代の面影を今に伝える名所となっています。

染井さくら

こんにちは、武田氏館を案内する城むすめの染井さくらです。この記事ではお城のガイドやお城の周辺観光なども紹介させてもらいます。よろしくお願いします♪

基本情報

武田神社

武田氏館は甲斐の名将・武田信玄が居館として使用した城館で、武田信虎・信玄・勝頼の三代にわたって使用された戦国時代の居館形式の城郭です。

信玄は源の末裔にあたり、将軍家の親戚でもありました。そのため現代より血統を重要視していた戦国の世では信玄は血統でも他の武将から一目を置かれる存在だったと思われます。そんな信玄は1542年に父親である信虎を甲斐から追放して自らが武田氏の当主となりました。

そして信玄は当主となってからは風林火山の名のもとに代名詞でもある騎馬隊を駆使して川中島の戦い、三方ヶ原の戦いと数々の戦で更にその名を高めていきました。しかし1573年4月に志半ばでこの世を去りました。

そんな信玄は内政や外交にも長けていて部下からの人望もありました。それだけに戦国時代の中でも特筆すべき人物だったと思います。血統から功績まで魅力ある人物で数多くの戦国武将の中でも人気があるのがよくわかる人物だと思います。

そしてその信玄の本拠地だった武田氏館は、現在その跡地に「武田神社」が建てられ全国から多くの参拝者が訪れています。

項目内容
築城年永正16年(1519年)頃
築城主武田信虎(信玄の父)
主な出来事武田信玄の居館として使用/江戸期以降は甲府代官所を経て神社へ転用
主な城主武田信玄(武田氏三代)
重要遺構石垣、水堀、主郭、旧大手門、姫の井戸、甲陽武能殿など
染井さくら

武田氏館は日本100名城の24番に選ばれています。この武田氏館は館跡地がそのまま神社になっているとても珍しいお城です♪

どんな城

武田神社境内

武田氏館は山梨県甲府市に位置する連郭式平城で、四方の防御を水掘と土塁で固め、背後の山上に詰城を築いて籠城に備えていました。

また館の北東にある姫の井戸や馬の埋葬跡(西曲輪南馬出)には信玄公やその家族、家臣たちの逸話が残されており、単なる城跡以上の歴史的価値を感じることができます。

更に天守こそないもの当時の武家屋敷の格式や武田家の威厳を感じさせる造りとなっていて、他にも宝物館やガイダンス施設などもあります。

そして今は武田神社として季節ごとに祭が行われ、多くの参拝客でにぎわいを見せる観光地となっています。

大和なつき

武田氏館は別名「躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)」とも呼ばれています。名前の由来は近くに躑躅ヶ崎という尾根がありそこからきているようです!

100名城スタンプと城アクセス情報

武田神社地図
武田神社スタンプ2
武田神社スタンプ1
信玄ミュージアム

★100名城スタンプ設置情報
項目内容
設置場所①武田神社宝物殿入口
②武田神社神府集札授与所
設置時間宝物殿:9:30〜16:00
休日水曜(祝日の場合は翌日)
電話番号055-252-2609
料金宝物殿入館料:大人300円・小人150円
備考スタンプ設置は2ヶ所です。
★城へのアクセス・交通・駐車場情報
項目内容
住所山梨県甲府市古府中町2611
アクセスJR甲府駅北口から徒歩約25分、またはバス「武田神社」下車徒歩約8分
バス甲府駅北口から武田神社方面行きバスあり
駐車場武田神社第一・第二駐車場あり(無料)
電話番号055-252-2609(武田神社社務所)
散策時間約20〜30分。館跡・神社境内を含めて回るなら30〜40分ほど。
雪村ましろ

境内はきれいに整備されていて歩きやすいので服装と靴は選びません。神社へ上がる階段だけは意識した靴がいいかと思います。

見どころとイベント

武田神社拝殿
武田神社石垣
甲陽武能殿
武田水琴窟
武田神社姫の井戸
★写真

1枚目「拝殿」
2枚目「石垣」
3枚目「甲陽武能殿」
4枚目「水琴窟」
5枚目「姫の井戸」

★見どころ

武田氏館の境内は城郭遺構と神社が融合した広い空間で四季折々の景観も魅力となっています。特に主郭跡・水堀・石垣・姫の井戸・馬埋葬跡といった遺構が良好に保存されていて、当時の面影を残しています。

また館の正門の旧大手門は資料に基づき復元され、参道に架かる神橋と水堀は防御と景観の両立を示す遺構となっています。

そして曲輪間をつなぐみぞの橋は当時の防御設計が感じられるもので、西曲輪南馬出・馬埋葬跡は戦国期の馬の骨が多数出土した珍しい遺構となっています。

更に春夏秋冬でさまざまなお祭りも開催されていて6/30に行われる夏越大祓式は2000年前から伝わる行事です。知らないうちに犯してしまった罪を紙人形を使いお祓いする行事となっています。

また御朱印も人気で神社に参拝して御朱印をもらう際に列ができることもあります。

★遺構

拝殿:武田信玄を祀る神殿で、毎年多くの参拝者が訪れる荘厳な社殿となっています

甲陽武能殿:能楽や奉納演武が行われる伝統文化の施設です

水琴窟:琴の音に似た音が聞こえる場所で、癒しの音としても注目されている音を聞くことができます

姫の井戸:信玄の娘が生まれた際に産湯として使われたといわれています。またこの井戸から茶釜などが見つかったこともあり茶の湯の井戸とも呼ばれています

宝物庫:吉岡一文字や軍配、金小実南蛮胴具足など数々の貴重な品が展示されています

信玄ミュージアム:武田信玄に特化した歴史展示館で映像資料や模型が充実しています

★イベント

節分祭(2月3日):豆まきや奉納演舞が行われる地元でも人気の恒例行事です

例大祭(4月12日頃):信玄の命日である4/12に行われるお祭りで、騎馬行列が武田神社からスタートし市内を周るパレードが行われます。またこの騎馬行列は参加者も募集しているので希望者は抽選で参加できる可能性があります

信玄公まつり(4月上旬〜中旬):甲府市全体で開催されるお祭りで騎馬隊パレードは圧巻です(※実施主体は市)

七夕祭・夏詣(7月):短冊や風鈴で境内が彩られる幻想的な催しとなっています

秋の例祭(10月中旬):収穫感謝の儀式や地域芸能の披露が行われるお祭りです

※開催時期や内容は年により変更あり。事前に公式サイト確認を推奨。

周辺の観光名所とグルメ

武田信玄公銅像
昇仙峡3
甲斐善光寺
奥藤本店 甲府駅前店

奥藤本店 甲府駅前店2
シャトレーゼベルフォーレワイナリー2

★写真

1枚目「武田信玄公銅像」
2枚目「昇仙峡」
3枚目「甲斐善光寺」
4枚目「奥藤本店 甲府駅前店」
5枚目「奥藤本店 とりもつ」
6枚目「シャトレーゼベルフォーレワイナリー」

★今回の食事場所
項目内容
名称奥藤本店 甲府駅前店
金額鳥もつ煮定食 1,100円(2024年)
所在地山梨県甲府市丸の内1-7-4
アクセスJR甲府駅南口から徒歩約2分
連絡先055-222-0910
営業時間11:00〜20:30(ラストオーダー20:00)
休日火曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
見どころ鳥もつ煮発祥の店。濃厚な甘辛タレとコリコリ食感が人気でそばやほうとうも楽しめます
項目内容
名称シャトレーゼ ベルフォーレワイナリー
金額ワインプレートランチ 1,800円(2024年)
所在地山梨県甲斐市下今井1954
アクセスJR竜王駅から車で約10分/甲府駅から車で約25分(無料駐車場あり)
連絡先0551-28-7311
営業時間9:00〜16:30(ショップ)、レストランは11:00〜15:00
休日年末年始(臨時休業あり、公式サイトで要確認)
見どころ自社製ワインの製造工程を見学できます。またレストランでは地元食材とワインを楽しめて試飲も充実しています
★周辺観光

武田信玄公銅像:甲府駅の南口に設置されている武田信玄の像です。川中島の戦いでの陣中をモデルにしていて右手に軍配、左手に数珠を持っています

昇仙峡:日本一の渓谷美といわれていて、覚円峰や仙娥滝など自然が造りあげた圧巻の光景を様々な場所で見るとこができます。またロープウェイでは昇仙峡の絶景に加えて富士山なども一望することができます

甲斐善光寺:川中島の合戦で信玄が信濃善光寺の焼失を心配し現在の場所へ移したといわれています。また善光寺本堂は国の重要文化財にも指定されています

武田信玄公墓所:武田信玄の菩提を弔うために建立された墓所です。静かな竹林に囲まれ、毎年4月12日前後には多くの参拝者が訪れる場所となっています

甲府城:甲府駅の近くにある城で100名城にも指定されています。武田氏館とともにぜひ一緒に周っておきたいスポットです

甲州夢小路:甲府駅の近くにある甲府城下町を再現した街並みとなっています。石畳や古民家、時の鐘など明治~昭和初期までの風景を感じることができる場所となっています

秋月もみじ

今回は鳥もつと天ぷらそばを食べましたー。鳥もつは癖があるのかな?って思ったんですけどそんなことなくサラっと食べられました☆

まとめ

武田神社水堀

武田氏館は戦国時代の中でも中心人物の一人といえる武田信玄ゆかりの地なので、100名城の中でもぜひ見ておきたい場所となっています。

武田氏館の見どころは水堀と土塁や大手曲輪、武田神社境内全体になると思います。

また武田氏館全体としては城廻りにもちょうどいい距離ですが、外周を廻ったり武田信玄公墓所を合わせて見学するとなると徒歩では少し難しい距離になってくるので徒歩以外の手段がいいかと思います。

更に武田氏館とあわせて武田信玄像や昇仙峡など見ごたえがある観光スポットもあるので武田氏館へ行った際はぜひ合わせて見学してみてください。

染井さくら

武田氏館は信玄公ゆかりの地ということでとても見ごたえがありました。また昇仙峡は素晴らしい景色で滝や山に囲まれた景色など自然を存分に感じることができました。時間があればぜひぜひオススメの場所ですよ♪

大和なつき

武田氏館の前後のお城は、23番小田原城、25番甲府城となっています。お時間あれば足を運んでみてください!

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関東
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